内戦と地雷で教育が荒廃したカンボジアに学校を建設しています

1.小学校建設と教育支援

カンボジアは長期間の内戦で学校施設が破壊され、学校の絶対数が足りずに勉強を受けられない子供達が全体の8~9割いると言われています。

特に、子供が全人口の半分を占めているカンボジアの特異な状況を考えたとき、21世紀の時代を担う子供達に教育の機会を与えていくことは非常に重要な事です。

このため、FSUNは1992年からカンボジアに小学校の建設を続け、13校目の小学校が2001年1月18日にプレック・アに開校いたしました。

また、全国FSUN支部の支援のもとに毎年奨学金や書籍等を贈り続けております。

さらに、北海道苫小牧の駒沢大学のご協力により、2001年からカンボジア留学生の受け入れをして頂けることになりました。

学校へ通う子供たち 日本から届けられた機材によって
教科書が印刷されました。

2.農業開発支援

カンボジア産業の82%を占める農業は20数年間にわたる内戦で荒廃したままです。特に良質米の産地と知られるコムポンチャム州は、農業用水路や灌漑ダムの不足で水源が乏しく干害の被害に苦しんでいました。

この地域にFSUNは、潅漑ダムと30kmにわたり用水路を建設し農業支援を続けてまいりました。

プレックポーという地区に建設された灌漑ダムの周辺は、その後住民の憩の場として露店がでて賑わうほどになっております。

     
※灌漑ダムが完成するまでのプロセスです。

3.義足供与及び医療支援

義足工場です。

カンボジア 義足工場 義足工場です。

カンボジア赤十字の発表によると地雷による被害は、今でも毎日30人から40人と言われております。

1992年にFSUNはプノンペンに義足工場を設立し、中国から義足技師を呼び寄せて、義足の製造・供与を始めました。

FSUNが6年間で供与した義足の数は5000人分に及びます。また、1995年から1年間、カンボジアの公立病院から4人の看護婦を日本に呼んで研修を行い、さらに医薬品支援や医療団の派遣などの活動を現在に至るまで続けております。

プノンペン市立病院
救急車は、この一台しかなく、30年も前のものを使用しています。また、医薬品も少なく、医療器具もまったく不足しています。